映画『サウンド・オブ・メタル〜聞こえるということ〜』を見て
映画『サウンド・オブ・メタル〜聞こえるということ〜』を見ました。
突如難聴になってしまう、ドラマーの主人公。
音に拘っていて
主人公の世界を疑似体験できる作品です。
当たり前に聞こえていた日常の音
突然聴覚を失っていく
何とか元に治そうとする葛藤
そして錯覚のノイズ
ラストの静寂から何を見出すか
日常の騒音から
静寂の世界と出会った時
聞こえるということがなんて尊いことなのか
そしてその根源にある音の無い世界
常に無いところから
生まれている音の世界
聞こえる世界と出会い直す様な
新鮮な感覚になりました
これは映画館で見たい作品!
帰り道、イヤホンの充電が無くなって
歩きながら当たり前に聞こえていた、川の流れる音や草が揺れる音
歩く音、鳥のさえずり、、、その些細な全てが無い世界を思うと
とても愛おしくなりました。
常にこの感覚をもっていたいと思った。
聞こえるということを見つめ直すきっかけになりました。