父との別れから1年
先日、父の誕生日を迎え
亡き父の姿を、日常の中でふと思いだし泣いてしまう時がある。
今朝もふと、思い出してしまった。
実際のところ、父とすごく仲が良かった訳ではないのだけど
一人の人の死と向き合った時に、そのショックが心には大きいのだなと改めて感じます。
フラッシュバックしてしまうのは
父が息を引き取った瞬間に病院に居たのは、母と私で。
そのことを、電話で兄と姉に言わなければならなかったとき
それがすごく辛かった。
悲しくて、辛くて
今でも思い出すと涙が溢れます。
父の死を目の当たりにしたとき
人間の儚さを感じ
吸って、吐いてという呼吸が止まる瞬間
身体は物質となり、一人の人間の人生は終わりを遂げる
この人間として生きて感じているこの世界は何なんだろう
どんな意味があるんだろう
呼吸が止まった時、そんなシンプルな動きが止まった時、その人のすべてが終わるんだ
そんな瞬間を目の当たりにして、そのあととても考えさせられました。
父は癌でしたが、最後は肺炎で1週間で亡くなりました。
一日で肺が真っ白になっていて、日に日に悪くなっていく姿。
今、コロナウイルスで多くに人が感染し肺炎にかかって亡くなっています。
お亡くなりになられた方々、ご家族の皆様にご冥福をお祈り申し上げます。