命の終わりの瞬間
先月、父が亡くなったことで考えさせられることがありました。
癌を患っていましたが、肺炎になり突然でした。
病院に通院していましたが、まだ大丈夫だろうと思っていたところ、本当に突然のことでした。
容態が急変し、救急車で運ばれていったその日
夜中に再び病院から呼び出され
そこからは日に日に症状が悪くなっていく一方。
意識も朦朧となり、だんだんと意識も無くなっていく姿。そして一生懸命呼吸をしている。
そんな姿を見ながらも
人間の一生とはなんだろう…
意識がある時に見るこの世界はどんな意味があるのだろうか
意識がなくなって、呼吸もできなくなった瞬間に
その命は、人生は終わりを迎える
一体、この意識を持って見るこの人生とは
何なのでしょうか
それはもう、シンプルに本人が幸せな人生だったならそれでいい。幸せと思う基準もそれぞれで、ただただ父が人生を幸せだったと思っていて欲しい
それを願うばかりでした。
人の命の終わりの瞬間
ひとつの意識の宇宙が消える瞬間
生まれた意味とはなんでしょうか
今、意識を持って生きている
目の前に広がる世界、様々な現象と出会う
人生の意味とは何なのでしょうか。
改めて考えさせられる経験でした。
お父さん
今までありがとう
最後まで私たちを気遣って優しくしてくれてありがとう。どうかお父さんがこの人生で良かったと思っていて欲しい。
そして、お母さんを見守って支えていてください。