映画『主戦場』の感想
映画『主戦場』
慰安婦問題を取り上げたドキュメンタリー作品。
日系アメリカ人2世 ミキ・デザキ監督。
日本人は、教育の中で習わないこともあり
知らないことが多すぎると思うので
まず見て良かった。
様々な立場、観点からの解析
韓国語、英語、日本語と様々な言語が飛び交い
字幕が色んな場所に出ることもあり
追いついていくのでいっぱいだった節もあるけど
核心に迫っていくポイントが明確で
理解はしやすかった。
解析の違いや矛盾点など明確で
まず知ることが大事。
私自身、昔韓国によく滞在していたこともあり
ソウルにある「独立記念館」に行ったことがありました。そこに行った時も、日本の教育では知ることがなかった、日本人の姿。
韓国の人たちにした日本人の悪行が、蝋人形で分かりやすく表現されています。幼い子が見れば、これが日本人のイメージになるなと。
韓国人の友人たちと行ったので、「この歴史は知らなかった」と話すと、彼らは驚いていました。
彼ら韓国人にとって当たり前の教育、だから日本人も当たり前に知ってると思っていたけど、日本人は知らないという事実を、彼らも初めて知る。
その事を知った韓国人の友人は、「知らないなら、教育を受けていないなら、仕方ない、悪くない」と理解を示してくれました。
友人は日本語通訳をしてくれていたので、その後も彼は友人から「何故日本人と働くのか?」と韓国人の友人から言われても、「日本人はそもそも教育を受けていないから、知らないんだ。知らないことは悪くない。」と、友人にも話していました。
歴史認識について、韓国人と日本人こんなにも違う。教育はとても大きいです。
映画の中にもありましたが、日本人の若者は慰安婦問題自体を知らない。
この映画をみて思うのは
まず知ることから
日本人は見たほうがいい作品だと思います。
私も含めて、日本人は知らなすぎる
それは教育がないから。
これからも深めたい作品です。
様々な観点、解析が飛び交う
まさにそこは観点の主戦場
「主戦場」予告編