ドキュメンタリー映画「小さな哲学者たち」
最近、哲学対話に触れる事が何回かあり
哲学対話を始めたきっかけとしてよく聞くフランスのドキュメンタリー映画「小さな哲学者たち」を見たときのこと。
一番印象的だった場面、それは
3.4歳の女の子が描いた絵を先生が見て話していた時のこと。その絵は男の子と女の子が描かれていました。その理由を聞くと、女の子が好きな男の子の事を想って描いたとか。
すると、女の子が想いを寄せるクラスメイトの男の子が、ぼくは君の彼氏じゃない!と話しています。
そんなやり取りをみて、先生が女の子にかけた言葉。「いいのよ。相手が同じ気持ちじゃなくたって。あなたは想いを抱く権利があるわ」
その先生の言葉が、とても印象的でした。
こんなにも、違う意見でいいという肯定感。
日本にはない観点で、こんなにも幼い頃から"違い"に対して肯定的だったら、自分は自分でいいんだ個人の意見や主張に自然に自信を持つようになるんだろうなと。
その映画でも、子供たちの人種が様々で、違いが当たり前なこともあるかもしれません。
同じ人種が圧倒的に多い日本は、相手に合わせて合わせて合わせて、とにかく合わせて違いを表すことに対する恐怖さえ感じる事もあります。
これから2020年東京オリンピック向けても、多種多様な世界中の人たちが日本を訪れる時。
多様性を受け入れて、融合していく
これからの日本づくりに
異文化の人たちと語り合っていく
違いをこえて、沈黙ではなくアウトプット表現していく日本へ
全く違う異文化を知るということから、まず必要かもそれません。
そして更に日本が世界に何を発信できるのか
色んな人と語り合ってみたいですね。