ある韓国人の青年の認識次元の変化

20代前半の韓国人の青年Jくん

始めて彼と会った時、研修のスタッフとして関わっていた彼はごく普通の韓国人の青年でした。

とても優しいけど、ちょっと踏み込むと境界線があって「ぼく、反日意識あります」と言う様な彼。それは当たり前、韓国の学校では幼い頃から反日教育を受けている。

そんな彼と一緒に、独立記念館という韓国の歴史がとても広い敷地に展示されている記念館があり、国が運営し無料なので小さい子供から大人までみんなこの場所を訪れます。

そんな場所に一緒に見学をしに行きました。

日本人と一緒にいくのは韓国人にとっても初めてで、展示には蝋人形で日本人が韓国人にこんな悪いことをしたと子供でもわかる様な姿で展示されいます。

そんな悪い日本人のことを、私たち日本人もその場所に行くまで初めて知りました。

日本の教育では、全くされていないし日本人にとっては何が反日感情なのか分からないレベル。

そんな私たちの知らなかったという感想を彼らが聞いた時、彼らにとっては当たり前だった歴史をもちろん日本人も知っているだろうと思いきや、知らなかったということを彼らも初めて知ります。

韓国人の彼らは、教育として受けていない知らないならしょうがないじゃないかと理解を示していました。その様に日本と韓国の歴史教育には大きな違いがあり、知ることもない。

私たち日本人が熱心に、韓国の歴史、日韓の歴史を知ろうとする姿勢から、今まで学校やメディアから得ていた日本人のイメージと目の前にいる日本人は違うぞという所から、彼らも大きな意識の変化があった様です。