悟りの探究のその先
19歳の夏
沖縄を放浪した2ヶ月
波照間島や西表島、竹富島、石垣島、本島に渡り伊江島へ…そして再び波照間島へと旅しながら、精神的な模索を続ける中で
求める本質的な答えとは出会えなかった…
感覚的にしか得ることが出来なかった旅も
最後に気付いた事は
私はずっと「何をして生きているきたいんだろう」とやりたいことを見つめていたけれど、何をやるかは結果的にやりたい事をやるんだ。なんでもいいんだ。
ただ、大事な事は「やりたい事をやる自分自身の心がどんな状態なのか」その心の"在り方"が大切なんだと気付きました。
沖縄を旅した日々の中で、大自然の中で繋がりを五感覚的にも感じやすい環境の中で、あぁ人間も大きな生命の繋がりの中の一部なんだと感じた時、それまで目の前に起こることを苦しみとして捉えていたのが、安心に変わりました。
自然との繋がりを感じることで
この世界が苦しみの世界から、安心の世界へと感覚的に変わりました。
それからは、本当に生きてることは何て奇跡で神秘で、素晴らしいことなんだ!と魂の底から湧き上がる歓喜で心が溢れました。
私はこれを、人に伝えたいと思いました。
人生の中で、土台となる一番大切な事に気付いたと思ったんです。
どんな環境に行っても、不安定な心だったらどこに行っても結果は不安定な関係性しか築けない。だけど、どんな環境に行っても、心が安定していて自ら楽しめる状態だったらどんな環境でもいい。環境を選ばない、どこでも楽しめる自分になれる。
そんな安心、安全で平和な心の状態。
そんな心の在り方で、今ここ生きているという生命の神秘を感じれる心のセンスを持てること。いつもどこに居ても、宇宙自然と繋がった心で生きる。そんな生き方をしたいと思ったし、そんな生き生きとした心の状態のライフスタイルを共有したいと思った。
その時はまだ、カタチにはならなかったけど。
でも人生ですごく大事な事に気付いたと思って、一路旅を終え東京へと戻りました。
そこでまた、奇跡のような出逢いが待っていました。
続きは次回…
∀KIKOさんの絵
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