人間として生きる絶望感に一筋の光
2ヶ月間の沖縄の旅を終え
一路東京へ戻った私は、感覚的に得た気づきがどう現実と繋がるのかは見えないまま、この社会の様々な問題意識に関心を持ち色々な場に足を運んでいました。
その中で、新宿で行われていた地球環境映像祭という環境問題に特化したドキュメンタリー映像を集めて上映する映像祭に行きました。
その頃、ガイアシンフォニー(地球交響曲)という作品がすごく好きで監督が来ていたのもあり参加したのと、上映作品の中で「きのこの世界」という作品がありました。
私はそのきのこの世界に大感動している時、ふと休憩時間に話した人と仲良くなりました。というか、私がそのきのこの世界の感動をすごい勢いで語っていた様な笑
初めて会ったのにすごい話を聞いてくれて、別の機会にもドキュメンタリー映画を一緒に見に行ったりと年齢は上だったけど、旅から帰って来てあまり友達が居なかった私は、その出会いが新鮮でした。
そして、彼女と一緒に行ったイベントで
旅を通して模索していた世界への答えと繋がるきっかけになった出会いがありました。
私は人間でありながら、人間として生きていることに絶望感があり生きる意味を失っていました。人間といっても、エゴを中心にして生きる自己中心的な人間に絶望を感じていました。
私利私欲で、エゴを満たす為に生きている人間。人間中心で生きる人間。この地球上には沢山の生命が居るのに、人間は人間中心にしか物事を考えない。
そんなエゴ人間、エゴ人間がつくる社会の在り方。人間はそもそも何でもできる能力を持っているけれど、これしかできない人間を作る仕事、もっと人間の能力を無限大伸ばせる社会にならないのか。
そんな色んな問いや葛藤を一人抱えている中で、一筋の光が現れます。
続く・・・